家を売る際の確定申告について

家を売る際に気になる確定申告ですが、家など不動産の売却によって得た収入は譲渡所得として所得税と住民税が掛かります。なお、売却によって赤字となった場合でも、純損失の繰越控除の適用を受ければ翌年以降に赤字分を控除できるメリットがありますので、いずれにしろ確定申告をしておくと良いでしょう。

確定申告では、第一表、第二表、第三表(分離課税用)の申告書と譲渡所得の内訳書を作成します。

まず、第一表に不動産売買以外の所得(給与所得や年金などの雑所得)と、扶養控除や医療費控除などの所得控除を、第二表に所得の内訳や所得控除に関する事項を記載します。

次に、譲渡所得の内訳書に、売却した家の規模や取得に関する内容のほか、売却先、売却金額、譲渡費用などを記載し譲渡所得を計算します。

そして確定申告書の第三表に移り、収入金額の欄に売却代金、所得金額の欄に内訳書で計算した譲渡所得、総合課税の欄に第一表に記載した所得と所得控除の金額をそれぞれ転記します。なお、家売却した家の所有期間が5年超なら長期譲渡、5年以下は短期譲渡となります。

税金の計算の区分にある課税される所得金額の項目は、総合課税の所得から所得控除を差し引いた金額と譲渡所得を記載します。税額の項目は、総合課税の所得は累進課税により計算した税額を、譲渡所得は長期譲渡なら15%、短期譲渡なら30%の税率を掛けた税額を記載します。

最後に、合計の税額を第一表の税額の項目に転記すると申告書は完成です。住所などの必要事項に漏れがないか確認しましょう。